ヤブマメの戦略

ずいぶん前ですが「ヤブマメは地中に閉鎖花をつけ、結実する」と図鑑(野に咲く花 山と渓谷社)に出ていました。閉鎖花から出来た豆果の発芽実験(植木鉢に豆果を埋めておいた)をしました。この時の豆果の大きさは5mmほどしかありませんでしたが翌春に発芽しました。そして昨年の秋に庭に蔓延るヤブマメを処分しようとしたら地中に出来た豆果は大きさが2種類(約5mmと10mm)。今年は別の発見を! なんと蔓の途中から閉鎖花が地中にもぐり豆果をつけているではないですか。びっくりです。平凡社の日本の野生植物でヤブマメを引くと「豆果は多くが閉鎖花から熟し、地上と地中にとにできる」。

下の写真( 左は蔓の途中から地中にもぐり出来た閉鎖花からの豆果 中は根に出来た閉鎖花からの豆果 右は地上に出来た豆果)

ヤブマメの豆果 3種類

根に出来た閉鎖花からの豆果

豆果(上は地上の豆果、下は地下の豆果)

地上の豆果<br /> 約4mm地下の豆果 約8mm

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