初級編
ここでは成東・東金食虫植物群落の楽しみ方をガイドします。
初めての方やあまり植物に詳しくない方のための初級編です。
これだけはチェックして帰りましょう。
まずは食虫植物。そう、ここの目玉です。
当然これを外すわけにはいきません。
季節によって見られるものが限られますので、いま観察できる植物は随時更新していますので確認してみてくださいね。
現地に着いたら、まず受付をお願いしています。受付といっても来場者の人数とどこからいらっしゃったのかをお聞きするだけです。
ルートとしては、北区エリア、南区エリア、農道エリアの3つがあります。
食虫植物が群生するエリアは大体決まっていて、次の通りです。
植物の付近にはプラカードが挿してあるので、大体は分かると思います。
- 北区エリア
- シロバナナガバノイシモチソウ
- イシモチソウ
- モウセンゴケ
- ミミカキグサ
- ホザキノミミカキグサ
- 南区エリア
- コモウセンゴケ
- イシモチソウ
・・・えっ、よく分からない?
じつは食虫植物の実物は意外に小さくて、初めての方は見落としがちです。
そこでボランティアや監視員がご案内・解説を致しておりますので、お気軽に申し出下さい。(管理棟が開いている時間のみ)
群落の食虫植物
食虫植物は葉緑体をもち光合成をしていますが、更に、葉が変形して出来た補虫器官で昆虫や小動物を捕らえ、消化・吸収し、それを栄養の一部とする 植物の総称です。この栄養獲得方法を身に付けた食虫植物は、湿地や、池沼、じめじめした荒地など、栄養分の乏しいところでも育つことができます。
この群落には8種類の食虫植物が生育しています。
モウセンゴケの仲間4種類(補虫方法:粘り着け式)
モウセンゴケ
コモウセンゴケ
イチモチソウ
シロバナナガバノイシモチソウ
タヌキモの仲間4種類(補虫方法:吸い込み式)
ミミカキグサ
ムラサキミミカキグサ
ホザキノミミカキグサ
イヌタヌキモ(復元)
中級編
群落には食虫植物以外にもさまざまな植物が生育しています。
季節毎に様々な植物があり、目的の植物の時期に合わせて来訪したり、1年を通して植物の移り変わりを楽しんでみて下さい。
ブログでも最新情報を配信していますのでぜひ確認してみて下さい。記事には植物タグをつけています。
上級編
群落の魅力を余すことなく楽しむ方法、それはズバリ成東・東金食虫植物を守る会に入会することです!!(笑)
群落では観察路以外に足を踏み入れることは出来ません。
しかし、会員であれば植生調査や大型外来種の抜き取り等で3.2ヘクタールの広大な群落地を満喫できてしまいます。
どうですか?ボランティア活動を通して一緒に群落の全てを楽しみましょう。
ここでボランティア団体 成東・東金食虫植物群落を守る会の活動についてご案内差し上げます。
植生調査
群落内で生育している植物の調査をします。
この調査活動で群落には本当にいろいろな植物があることをあなたは知るでしょう。
見学者の案内(4月から案内活動を再開しますが予約制です。10日前までに山武市歴史民俗資料館 文化財担当 電話0475-53-3023へ予約をお願いいたします。)
守る会の活動に参加されれば、いやでも群落の植物知識が豊富になります。
どこに何が生育しているかを把握し、植物のそばにプラカードを差して見学者が分かるようにします。
更に説明を希望される見学者にはコースに付き添って生育植物の説明をします。
webサイトの記事を書く
当サイトでブログを書きませんか?
こんなコンテンツがあるといいね!という声もお待ちしています。
草むしり
楽しいことばかりではありません(笑)
群落の貴重な植物を守るために大型外来種の抜き取り作業を定期的に行います。
盗掘の監視
絶滅危惧種のイシモチソウなど根こそぎ盗っていかれる窃盗事件が絶えません。
成東・東金食虫植物群落を守る会では随時会員を募集しております。
ご興味がありましたら管理棟のスタッフまでお声がけ下さい。