ツリガネニンジンは変化の多い植物です。葉の付きかた、花の色や形もそれぞれ違います。
白花もきれいだなあと思って遠くから眺めていたのですがしみじみと眺めたら花冠から飛び出している花柱の色のきれいなこと。
「早く気がついてあげなくてごめんなさい」という気持ちで写真を撮りました。写真をクリックすると拡大します。



お盆が過ぎたというのに暑い夏ですね。群落では夏休みの自由研究にと訪れる親子連れが目立つようになりました。暑い時期ですが食虫植物ではナガバノイシモチソウ、コモウセンゴケ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサなどが観察出来ます。その他ではオミナエシ、コバギボウシ、ツリガネニンジン、オトギリソウ、ヒメシロネ、ヒメナエ、ミズオトギリ、タヌキマメなどたくさんの植物が見られます。群落を渡る風はいくぶん涼しくなりました。
いま観察できる植物 (クリックしてください)
夏の観察会は無事に終了しました。
参加者は40名以上あり、守る会の会員を合わせると60名を越す人数になりました。
今回は千葉県中央博物館、NPO法人が行うフィールドミュージアム事業がこの観察会をプログラムの一部に加えてくれた結果です。
初めての方も多かったようです。興味を持ってこの群落の大切さがわかっていただければ幸いです。
小学生の参加者には夏休みの自由研究の材料になるといいですね。
10月24日に秋の観察会を行います。
ウメバチソウ、ヤマラッキョウ、ホソバリンドウ、タカトウダイの紅葉などが見られる頃です。
是非、次回も参加してください。